このタイトルで、運動についてのおはなしをはずすわけにはいかないです…。
飲食によって摂取されたエネルギーを、いかに消費して、からだにため込まないか。
あと、見落とされがちですが、
からだに必要のない老廃物(主として汗・尿・便) を、いかにきちんと排出するか。
( 今回は述べませんが、これも 運動によってより良くすることができます )
『 運動 』 と聞くと、「 歩かなきゃ 」 とか 「 ジムに行かなきゃ 」 とか、
わざわざ時間を作らないとできないことのように思われるのではありませんか?
で、時間がない、面倒くさい、苦手だもん、ほかにもあれこれ…で、
「 やりたくない、だから、やらない 」 ではありませんか?
結局、その選択が “ 痩せない理由 ” ではないかと思われます。
歩きたくない方に、「 歩くように 」 というつもりはありません。
ただ、日々の生活の中で、“ より多く ” “ より大きく ” からだを動かすといいですよ♪
それだけです。
たとえば、“ より多く ” で よく耳にするのが、
「 エレベーターやエスカレーターではなく、階段を使いましょう 」 。
車を運転される方にあてはまるのは、
「 歩ける距離へは、車ではなく 歩いて出かけましょう 」 。
応用編で私がおはなしするのが、
「 広い駐車場では、できるだけ建物の入り口から遠いところに駐車をしましょう 」。
からだを動かすのがとっても苦手そうな方に、最終手段としてお伝えするのが、
「 テレビのリモコンを、手の届かないところに置きましょう 」。
( からだをひねって取るのに適したところ が好ましい)
“ より大きく ” は、
「 歩くときには、肩甲骨を意識して、大きく腕を振って歩きましょう 」 とか。
『 階段を使う 』、『 歩ける距離を歩く 』 時間ぐらいは、
忙しくても時間をとっていただきたいんですけど…、いかがでしょう?
先日、せめてこれくらいは…、とテレビのリモコンのおはなしをしたところ、
即 却下をなさる方がいらっしゃいました。
また、別の方からも、「 それじゃ、リモコンの意味がない 」 と。
ま、あくまでもご提案です。
小さなことからコツコツと(笑)。
『 〇〇 するだけで痩せる 』 なんて情報が、多く飛び交う世の中になって、
その情報に多くの方が興味をひかれる、そんなご時世ですから…。
わざわざからだを動かすだなんてたいへんなことは、選択できないんでしょうかね。
からだを動かすことを、面倒、苦手、とおっしゃるみなさま。
からだを動かさないから、いつまでも面倒だと思うし、苦手なまま、痩せないまま、
なんですけどね。
からだを動かさない → 筋肉量が減る、関節が硬くなって動かしづらくなる
→ 血液やリンパの流れが悪くなる → からだが冷える
→ その状態でからだを動かすと、すぐに疲れる
筋肉や関節などを痛める
→ ますますからだを動かさなくなる
→ からだの老化が進む
一方、
からだを動かす → はじめは、すぐに疲れる
→ 関節がやわらかくなって動かしやすくなる
→ 血液やリンパの流れがよくなる
→ 疲れにくくなる、からだが軽くなったように感じる
→ からだを大きく動かすことができるようになる
→ からだを動かすことが楽しくなる
→ 筋肉量が増える、からだがあたたかくなる
→ からだが若返る
※ 下二行につきましては、効果に個人差があると思われます
ということで、『 からだを動かすから疲れる 』、ではなく 『 からだを動かさないから疲れる 』
なんですよね。
日々の生活で疲れていらっしゃるのはわかります。
はじめは、さらにプラスして疲れてしまうかもしれませんが、
からだを動かし始めると、思っていたよりも早く、その疲れは感じにくくなります。
そして、少しずつ、日々の生活の疲れも、感じにくくなります。
また、からだを動かすことによる適度な疲労は、質のよい睡眠を招きます。
ほらほら、睡眠による痩せる効果 (参照:痩せない理由はどこにある? (1))
も一緒に得られますよー、 お得ですよー♪
わざわざからだを動かさないようにしている選択、とってももったいないんですよー♪
